TOPICS
1.厚生労働省から、「毎月勤労統計調査 令和6年度分結果確報」が公表されました。
(令和7年5月22日公表)
結果のポイントは次のとおりです。
(前年度と比較して)
〇現金給与総額は、349,388円(3.0%増)となった。
〇実質賃金は、0.5%減となった。
〔参考〕消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)は、前年度比3.5%上昇
今回公表されたのは、年度でみた集計結果ですが、令和6年度においては、現金給与総額は増加(3.0%増)しているものの、その伸びを物価の上昇(3.5%上昇)が上回るという状況が続いており、実質賃金は3年度連続のマイナスとなっています。
2.本格的な夏を目前に熱中症への対応が罰則付きで義務化
労働安全衛生規則「安衛則」が改正されました。
事業者は、令和7年6月1日より、熱中症による健康障害の疑いある者の早期発見や重篤化を防ぐために必要な措置を講ずることが罰則付きで義務付けられることとなりました。